液晶ディスプレイの修理

1．LG LP156WH2 パソコン液晶パネル情報収集
このディスプレイの故障の症状は、Windowsを立ち上げると、画面の切変わり目で、一瞬画像が
現れて、その後全く映らなくなるという症状。この症状から判断すると、下記のような事が判断
出来る。
１）一瞬画像が現れる・・・・・液晶、バックライトがすべて壊れているわけではない。
２）その後画面が映らなくなる・・・・バックライトのドライバが故障しているわけではない。
次に、例によって、ネットで情報を収集することにした。
キーワードは、『I/Dデータ』『液晶ディスプレイ』『故障』『一瞬』『映らなくなる』などなど
どうやら、インバーターの電解コンデンサの交換で直りそうだ。
２．ぶんかい、分解～♪
それでは、次に分解と行きましょう！
デLG LP156WH2 パソコン液晶パネル分解は初めてだけど、以前NotePCの修理の時に液晶周りのはめ込み部の取り外しが
難しかったのでそれに注意して分解して行けば何とか行けそうです。
１）まずは、ネジを外す。
２）次に、かばーを外す。（はめあいに注意して！）
３）電源、インバータ部のシールドカバーを外す。
４）左が電源とインバータ基板、右がビデオI/F、ドライバ基板です。
３．電解コンデンサの交換
１）インバーター部の電解コンデンサ。⇒これを交換する
２）ついでに電源部の電解コンデンサも交換しよう。
３）インバーターの終段の電解コンデンサ。もしかするとこれが原因？
４．動作チェック！
ある程度、組み立てて、動作をチェック！
ほうら、ディスプレイが元通りになった。（ヤッター！）
５．オークションで同じ型番のジャンク品をGET！
こんなに簡単に直るんだったら、他のも直してみよう！と言うことで、同じ型番で『一瞬映って
消えてしまう』と言う症状のジャンク品を１０００円で落札してみた。色はブラック。
６．同様に分解！
分解の仕方は、勝手知ったるもの。すぐに分解できた。
7．インバータのコンデンサ交換
写真を見てほしい。今回のディスプレイのインバータ部のコンデンサは、もうパンパン膨れて
今にもはち切れんばかりであった。非常にわかり易い。これを交換。
8．ほうらね！直った！
早速、交換して動作をチェック。
『ほうらね、直った！』
１０００円のジャンク液晶ディスプレイが復活しました。
9．あとがき
今回の修理は、非常に簡単で、しかも確実に復活します。これをみすみす捨てしまうの
は非常にもったいない。
しばらくは、オークションでジャンクLG LP156WH2 パソコン液晶パネルを落として修理して遊んでみたいと思います。
次回は、１９インチのモニタや他のメーカーにもトライして見たいと思います。